
最近それなりに身なりを気にするようになってきたけど、
正直洗濯表示とかちゃんと見てないしテキトーなのよね。
ズボラな私でもできる正しい服のケア方法が知りたいわ。
こんなお悩みを解決します。
✔本記事の内容
・服を長持ちさせる正しい洗濯方法(洗濯表示マーク)・クリーニングに出すもの、頻度
・正しい方法で畳んで収納
・ファッションメンテナンスアイテム
・高見えファッションを維持する毎日習慣w
✔本記事を書いた人


イメージコンサルティングを通じてたくさんのクライアント様とお会いする機会がありますが、目を惹くようなお洒落な人はみなさん共通して「清潔感」があります。
ほつれやシワなど感じさせないきちんとメンテナンスされたお洋服なら、プチプラでも高級ブランドに劣らず美しく見えます。
新しい、似合うお洋服を買い足す前に、今のあなたでもすぐ見直せる高見え洋服のケアを一緒に実践していきませんか?
服を長持ちさせる正しい洗濯方法とは


洗濯表示を確認して洗濯
洗濯表示とはそのお洋服の『取り扱い説明書』になるものです。
洋服の下のほうにタグがついていて、そこに表記があります。洗濯や干し方の推奨はこの表記をみることで確認することができます。
お洋服を購入する前にここを見て「管理しやすいか」そういった視点で選ぶことも大切だと思います!
洗濯表示マーク
まずはじめに、お洋服の洗濯について正しい知識を身につけましょう。
2016年から新JISによって新しい表示マークになりました。もしお手持ちの服が2016年以前のものであれば旧表示をごらんください。


なんとなーくわかるけど、ちゃんと把握できている人って案外少ないのではないでしょうか?
洗濯機使用はNGなのに洗濯機に突っ込んでいたり、乾燥機NGなのにほかの服と一緒にかけてるなんてこと日常茶飯事という声もちらほら聞こえてきそうです。
ちなみに私は、この表なかなか覚えられないので印刷してラミネートしたものを洗濯機にはりつけています(笑)
貼り付けることでテキトー洗濯をやめる抑止力にもなっているので個人的にはおすすめです。
アイテム別洗濯法の推奨


ブラウス
繊維が繊細なので洗濯ネットを使用。洗濯後は表面のシワを伸ばしてから干しましょう。洗濯ネットは、洗濯時にブラウスが動かない程度の、ちょうどよいサイズを選んでください。
Tシャツ
洗濯機使用。プリントがついているものは剥がれ防止のため裏返して洗うようにしましょう。
ニット
手洗いがおすすめ。裏返したニットを30℃前後のぬるま湯とデリケート衣類用の中性洗剤につけ置きし、押し洗いします。汚れが浮き出たら、新しいぬるま湯に入れ替え、再びつけ置き洗いをして、すすぎます。洗濯機を使うときは、洗濯ネットにニットを入れ、ドライコースなどの負担の少ない方法で洗濯します。
デニム
色写りしやすいので単体で、かつ裏返して洗濯。干すときは色落ち防止のため日陰干しがおすすめです。筒のように空間をあけてほして通気性よくほしていきます。
スカート
裏返したスカートを、洗濯ネットに入れて洗濯します。手で汚れを落とす場合は、つけ置き洗いがおすすめです。干し方もデニムと同様、筒干しで風通しをよくします。
ワンピース
ワンピースはファスナーを閉め、洗濯ネットに入れて洗濯します。ビーズやコサージュなどがついている場合は、ダメージを抑えるために裏返してから洗いましょう。
自宅で洗えないものはクリーニングへ


繊細な生地だったり、ビジューなどの装飾が施してあるもの、そのほか洗濯表示マークで一般家庭での洗濯NGとの表記だった場合はクリーニング店へ出しましょう。
■ クリーニング店に出したほうが良いもの
- 毛皮やレザー
- シルク素材
- レース素材
- ウール素材
- レーヨン素材
- プリーツ、シワ加工やあるもの
- 冠婚葬祭用はじめ型崩れを絶対に避けたいお洒落着全般
クリーニングに出すのはワンシーズンで1回でOK
プロにお任せできるからといってクリーニングに出しすぎるのはNG
一般的にクリーニングに出すのは3か月に1回、または30回着たら1回が理想と言われています。
なので冬にきたコートはシーズンが終わったときにクリーニングにだして、キレイになった状態で来シーズンまで保管、こんなペース。
シワにならない干し方


ここ結構大事です!
まず洗濯機の脱水が終わったらすぐ出す!!
ここで時間が経過すると洗濯機内で絡み合った服で出来たシワが残ってしまうので意識していきましょう…。
脱水時間も短めがいいとされているのでご自宅の洗濯機で選べるようでしたら脱水短縮コースを選んでください。
洗濯物を上から下に強めに振る
大体のシワはここでとれますが、小じわがある場合はハンガーでほしたあと軽く両手で叩くと良いです。
Yシャツは襟をたてて第1~3ボタンまでを留める
第4ボタンから下と、袖口のボタンは外したままでOK。ポロシャツの場合は、ボタンを全部留めるようにしましょう。
あとポイントなのが、ワイシャツのような型崩れが特に気になるアイテムは分厚いハンガーで干すようにしましょう。クリーニング店でもらってきたような細いフレームのモノではなくて、肩の部分が厚めに設定されているものです。これはクローゼットにしまうときも同様です。
Tシャツは竿干しで干す
ハンガーにかけてしまいたくなるTシャツですが、ハンガーにかけることでヨレていくことがあります。肩幅にあっていないものであると肩周りは崩れ、水分の重みで袖は伸び、丈が縮みます。
横位置での二つ折りor平干しがおすすめです。
ボトムスは上下逆に干す
洗濯機からだして裏返してある状態のまま干します。ウエスト部分に重みがあるのでそれを下にして干すと自然とシワが伸びていきます。
美しい洗濯物の収納法


と、そのまえに。まずクローゼットの中を確認してみましょう。
ぎゅうぎゅうに入って重なっていたり、取り出しにくいなんてことはありませんか?
頭の中をクリアにするためにも不要なものはまずは捨てるのがおすすめ。クローゼットの中は最低でも8割の余裕をもたせるようにしましょう。
▼断捨離法についてはこちらもあわせてチェックしてください。


話が逸れましたが、ここから収納術についてお伝えしてきます。
ハンガーで収納したほうがいいもの
・スーツ・ジャケット
・つるつるした素材のブラウスやシャツ
・コート
・シワになりやすいスラックスやスカート
・他シワになりやすい素材のアイテム
またハンガー収納をするときはそのアイテムにあったハンガーを使用することでシワにならずに保管できます。
■ ハンガーの種類
- コート用ハンガー
- ジャケット用ハンガー
- Yシャツ・ブラウス用ハンガー
- パンツ・スカート用ハンガー
- ネクタイ・ベルト用ハンガー
一気にそろえるのは難しいかもしれませんが、少しずつでも揃えていくようにしましょう。
畳んで収納するものアイテム別
トップス・セーター
- 背中側を上にして、シワを伸ばして広げます。
- 左側と右側から3分の1ずつ折り込みます。
- 袖を折り込み、長方形にします。
- 裾を首側に持ち上げて2つに折りたたみます。
- 収納のサイズに合わせ、さらに2つに折るか3つ折りにしましょう。
Yシャツ・ブラウス(ハンガーかけできない場合)
- ボタンをすべて留め、背中側を上にして広げます。
- 左袖の付け根で折り返し、袖の中心部分から袖口を上に折り返します。
- 肩幅の中ほど(後ろ見ごろの4分の1)で中心軸と平行になるように折り返します。
- 右側も同じ手順で折り返します。
- 裾を10cm程度折り返してから全体を3つ折りにします。
ボトムス
- チャックをしめて表側にしてシワを手で伸ばします。
- 縦半分にします。
- お尻の出っ張りの部分を内側にしまいます。←長方形に収納できるポイント
- 下から二つもしくは4つ折りにします。
他のボトムスもお尻の部分を折りたたんでキレイな長方形になるように畳む意識をすると収納が楽です。
スカート
- スカートを広げて置きます。
- ふくらみの部分を気にせず、ウェストから裾までが一直線になるようにサイドを内側に織り込みます。
- 反対側も同じように織り込みます。この状態で長方形ができ上がります。
- 収納スペースの幅に合わせて、三つ折り~四つ折りにします。
- 裾のレースやフリルは内側に織り込むようにしましょう。
収納するときは山折りが上にくるように立てて収納しましょう
取り出しやすくなるし、一目で何が入っているのかわかります。
このとき前述で書いたとおり、ぎゅうぎゅうに詰まっていて入れにくいと感じた場合は整理・断捨離が必要です。
洋服にも休日が必要
お気に入りの服は連続して何日か着がち。ですが、毎日同じ服を着ると当然服の痛みのスピードは速まります。
洗濯せずに繰り返し着ると雑菌が繁殖しますし、毎日洗濯し続けるとヨレて色落ちしてきます。
お恥ずかしい話、私これ会社員時代にやっていたんですよね…^^;
そろえておきたいファッションメンテアイテム
外出の前後にブラッシング
せっかく洗濯をしても、外出をしてしまえば花粉や塵ホコリなど外気の不要物が付着しています。
その状態でクローゼットにいれてしまったら他の衣類にも付着していいことなし。
外出の前後で専用のブラシでほこりをとりのぞく習慣をつけると清潔だし、美意識も上がっていきますよ。
ステップ解説
❶ブラシで下から上にブラッシング
⇒汚れを浮きだたせます。
❷大きくリズミカルに上から下にブラッシング
⇒浮いたホコリを吐き出すように。
❸襟元や方は縫い目に沿う
⇒フケなど細かい付着がおおいため細かく丁寧にブラッシングしていきます。
❹ボトムスはハンガーにかけてブラッシング
このときにポケットのなかも裏返してクズをだしてあげていきましょう。
▼ファッション、シューズケアブラシといえばKENTが有名なので気になる人はチェックしてください。
毛玉取り
コートやセーターは摩擦で毛玉になりやすいですよね。そんなときに毛玉取りがあると便利♪
洋服ブラシでもとれるのですが、専用のものがあると安心。人気雑誌LDKでも太鼓判の商品たちはこちら↓
スチームアイロン
アイロンとは違って、ハンガー掛けしたままでもスチームの力でシワをのばすことができるアイテム。ハンディタイプが多いので外出先でもつかえていいですね。
外出前に必ず鏡で全身チェック


さて、いよいよお出かけです。
高見え服への最後仕上げは、着用した状態で全身くまなくチェックすることです。
❶正面、横、後ろからみたときに型崩れをしていないか
❷シワ・シミ・ほつれがないか
シワや、ほつれはその場もしくは後日直せることが大半ですが、型崩れとシミは取返しがつかないことも。 手の施しようのない場合は、もったいぶらずに潔く手放すことが高見えへの近道となります。
身だしなみに関しては「脱・もったいないばあさん」精神が必要です(笑)
すぐダメになってしまった、そうならないためにも正しいお洗濯や干し方、管理術が必要になってきます。今から少しずつ意識を変えて、手持ちの服を長持ちさせられるよう一緒に取り組んでみましょう。
まとめ:身だしなみは日々の生活スタイルが影響する
お洒落になりたい。美しい身なりをしたい。誰しもが憧れる目標ですが、新しい服を次々に買えばその目標を達成できるのかといわれれば、それはNOです。
外見からブランディング化することももちろん重要なのですが、真の豊かさというのは生活の仕様そのもの。あなたを美しく魅せてくれるお洋服たちには愛情をこめてケアをしてあげるようにしましょう。


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